事業案内
製紙事業
三洋製紙は様々な品種の板紙原紙を取り揃えております。
豊富な品揃え、急な要望にも対応します
製紙事業の主力製品は段ボール用原紙です。お客様の要求に応じた高い貼合適正を有した段ボール原紙を安定して供給しており、多くの段ボール会社で使用されています。農用再生紙『カミマルチ®』の生産もしております。
主要設備
抄紙機
1号抄紙機 | 2号抄紙機 | |
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型式 | 長網多筒式 | 長網多筒式 |
ワイヤー幅(mm) | 3,120 | 4,600 |
取幅(mm) | 2,750 | 4,210 |
最高抄速(m / 分) | 450 | 800 |
抄造米坪量(g / m2) | 90~220 | 90~220 |
生産能力(t / 月) | 6,000 | 16,000 |
自家発電設備
1987年に導入した自家発電設備は、ボイラーで造られた高圧蒸気と、抄紙機に使用する蒸気との圧力差をエネルギーとして利用し、工場で使用する全電力の9割近くを発電しています。 設置当初より、排煙脱硫装置・ガス再循環ファン・低NOxバーナー等、環境に配慮した設備を導入しており、排煙の排出基準を大きく下回っています。
近年、様々な地球環境問題がいわれる中、当社でも更により良い環境づくりをめざし、湿式電気集塵装置を設置しました。これにより、煙突からの排気を一段とクリーンな状態にしています。
設備 | |
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ボイラー設備 | 130 t/hr |
自家発電設備 | 9,600 kW |
特高受電設備 | 15,000 kVA |
付属設備
お客様のニーズに迅速に対応できるようにと考え、物流の迅速化・効率化を進めています。その対策の一つとして、1996年・1998年には、冬の吹雪・梅雨の雨等の中でも効率的に製品の積み込みができるように設計された、倉庫を新設しました。
鳥取市千代水にある物流センターと共に、当社物流のかなめとなっています。
鳥取港 重油・薬品基地
鳥取港に設けられた三洋製紙の重油・薬品基地は、三洋製紙の重油・水酸化マグネシウム等の受け入れ用の基地として、重要な役割を担っています。
タンカーにより運ばれてきた重油・水酸化マグネシウム等は、ここで一時的に備蓄され、三洋製紙へと運ばれて行きます。